B’zのファンページ「松本君と稲葉君」のトップページイラスト(2000〜2007)
「松本君と稲葉君」の終わり
B’zが15周年を迎えた2003年まではなんとか頑張って更新していた「松本君と稲葉君」ですが、実はその頃にはかなりモチベーションが下がってきていました。ファンサイト管理者あるあるですが、常にアーティストの活動を追いかけ、迅速な情報更新することに疲れてきたわけです。5年も続けるとサイト更新が義務感に感じ始め、素直にB’zの活動を楽しめなくなったのです。
次第に更新ペースは落ちるわけですが、その頃からB’zの公式サイトも充実し始め、その後はブログの登場、SNSの登場と情報を手に入れる手段は進化し、個人がHTMLでコツコツ作るファンサイトは時代遅れになっていきます。自分も「松本君と稲葉君」をブログ化してみたりと試してはみましたが、もはや時代に追いつくことはできず、2007年頃には実質更新終了状態となりました。
逆に、それ以降はB’zの活動をまた昔のように楽しめるようになりましたし、発信したい時は個人ブログだったりtwitterだったりでマイペースにできるので、個人的にはこれで良かったのかなと思います。また、「松本君と稲葉君」オープン初期に繋がった人たちとは今でもオフで交流していただけている人もいて、いい経験になったなと今振り返って思います。
「松本君と稲葉君」の後期トップページイラストについて
2000〜2007年までのトップイラストギャラリーをご覧いただくとわかるように、最初はまだいいものの、だんだんと作風に迷走が始まったり、極端に更新の間が開いたりし始めます。上記のようにサイト更新のモチベーションが下がったり、私生活で忙しくなったりしたことも理由の一つですが、もう一つ最大の理由がありました。
これまでワタシがイラストを描く時は、
- イラストの構想をする
- 紙に鉛筆で下書きを描く
- 下書きを修正する
- ペン入れをする
- 下書きを消す
- スキャンする
- 汚れをとる
- 線画抽出し、線を修正する
- 着色する
といったステップが必要となり、これにはかなりの時間がかかるので、絵を描き始めるところですでにものすごいハードルがあったのです。初期はそれを乗り越える気力がありましたが、モチベーションが下がるとハードルを乗り越えることができなくなり、だんだん絵を描く気力がなくなっていくのは自明の理でした。
ただ、今は作業環境の変化によりこのハードルがかなり下がり始めました。詳しくは別の機会に書こうかと思いますが、このサイトを始めたきっかけも、これなら気軽にイラスト作成がリスタートできそうだ、と思うような環境が揃ったことが理由です。後々、久々にB’z関連の新しいイラストも描こうかと思っているところです。