どうも、iPad +Procreateでお絵描きしてるKumagoroです。
Procreateの最大の弱点と言えば、他のお絵描きアプリと比較して使えるレイヤー数に制限がある、ということですよね。
ワタシは3年ほどiPad mini(第5世代)でお絵描きしてきましたが、画面の小ささよりもまずこのProcreateの最大レイヤー数制限がネックだなと思ってました。
割とすぐにレイヤーが上限に達して、追加できなくなってしまうのよね!
このProcreateのレイヤー数制限ですが、iPad Pro 12.9インチ(第6世代)を導入後は、ほぼ気にならなくなりました。
iPadで使えるProcreateの最大レイヤー数
Procreateの最大レイヤー数は、iPadの機種・スペックによって変わります。特に差異の大きいiPad miniとiPad Proで、どのくらい使えるレイヤー数に差があるのか調べてみたので書いておきます。
キャンバス名称 (※=カスタム) | ピクセル数 | 解像度 | iPad mini [3GB RAM] レイヤー数 | iPad Pro 12.9 [8GB RAM] レイヤー数 |
---|---|---|---|---|
スクリーンサイズ (上 mini/下 Pro) | 1536 × 2048px 2048 × 2732px | 132dpi | 81枚 | 183枚 |
スクエア | 2048 × 2048px | 132dpi | 60枚 | 246枚 |
4K | 4096 × 1714px | 132dpi | 34枚 | 145枚 |
A4 | 2480 × 3508px | 300dpi | 26枚 | 116枚 |
4 × 6写真 | 1800 × 1200px | 300dpi | 120枚 | 481枚 |
用紙 | 3300 × 2550px | 300dpi | 27枚 | 120枚 |
Eyecatch ※ | 800 × 367px | 72dpi | 400枚 | 1000枚 |
A4-Photoshop ※ | 2894 × 4093px | 350dpi | 18枚 | 84枚 |
Instagram 縦350 ※ | 2480 × 3100px | 350dpi | 30枚 | 132枚 |
🔳各キャンバスで使用できるレイヤー数の調べ方
- 画面右上の「+」をタップし、「新規キャンバス」の選択画面を表示
- レイヤー数を確認したいキャンバス名を右にスワイプ
- 「編集」>「大きさ」を選択
- 「最大のレイヤー数」項目に表示される数値を確認
(まとめ)Procreateを使うには、スペックの高いiPadが必要か?
メモリが3GBのiPad miniと8GBのiPad Proで使用可能なレイヤー数を比較すると、iPad Proの方がおおよそ4倍のレイヤー数が使えることがわかります。
正直言いますと、レイヤーを結構使う人がA4サイズで350dpiのイラストを描こうとした時、18枚しか使えないのと84枚使えるのとでは効率性や心理的安心度は格段の差で、やっぱりProcreateはスペックの高いiPadの方が使いやすいという結論になります。
でも、スペックの低いiPadでは絵は描けないのかというと全然そうじゃないです。逆に言うと画面サイズとレイヤー数の違いしかほとんど差はないので、工夫次第で全く同じクオリティの絵が描けるんですよ。
例えば、以下のような工夫をすれば、レイヤー数制限があってもiPad miniでもiPad Proと全く遜色ないイラストが描けます!
- ある程度作成したところでアートワークをバックアップしておいて、レイヤー結合しながら作業を進める。
- 複数パーツをそれぞれのアートワークで完成させ、レイヤー結合して後から1つのアートワークにまとめる。
弱点は工夫でおぎなって使ってみましょう!
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